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わたしたちはスポーツを用いて共生社会の構築に貢献する
障害のあるひとが仲間と出会い社会参加する
障害のないひとが人の多様性に気づき理解を深める

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輝水会の取り組み

ICFの考えを基に

これまで「障害」をマイナス面で捉え、障害があるから「できない」と考えて来たのがICIDHの考え方=医学モデルです。他方、ICFモデル(分類)では、人を見る場合まずプラスの面に着目し、マイナス面もプラス面に取り込むのが特徴です。

このICFモデル(分類)の考え方を基にすることで、創造力、気づき、直観力などの、相手側から発信される意図を感じ取る力が高まります。
それらを、私たち輝水会が実践している“運動指導ノウハウ”に生かせることは、大きな利点であると同時に、きわめて意義深いことであると考えています。

ICF (International Classification of Functioning, Disability and Health)
国際生活機能分類

ICFは,世界保健機関(以下「WHO」という。)において、1980年に国際疾病分類(ICD)の補助として発表された、機能障害と社会的フリに関する分類であるWHO国際障害分類(ICIDH)の改定版として、2001年5月,ジュネーブで開かれた第54回WHO総会において採択がなされたものである。
この改定により,国際障害分類の内容が大幅に見直しがなされ,ICFとして充実された。その最も大きな特徴は,単に心身機能の障害による生活機能の障害を分類するという考え方ではなく、活動や社会参加,特に環境因子というところに大きく光を当てていこうとする点である。出典:障害者福祉研究会(編).ICF 国際生活機能分類-国際障害分類改訂版-.中央法規出版.2002

ゼロからのスタート

わたしたちは、常に「0(ゼロ)スタート」が基本です。目の前にいる対象者はできるようになりたいから参加しています。今日、今、ここから「さあ今から何をどうしたらよいか」というとらえ方です。安全は大前提で確保しつつ、相手のやりたい気持ちを奪わず、その気持ちを実現に向けていくことが大切です。例えば、「立って卓球をやってみたい」という車椅子利用者がそのことを実現するにはどうすればよいか考える発想です。『危ないからやめましょう』でなく『どう工夫したらできるか、やってみましょう!』という視点から、そこで初めて立つ訓練も生きてくるのです。その際、わたしたちは、手を出し過ぎず、出来たことを認め、一緒に喜び、励まし寄り添う存在となります。

心を能動的主体性(誰かにやらされているのでなく、自らの内側から湧き上がるその人の気持ちを持ち行う)に変化させるきっかけには小さな「出来た!」という体験を積み重ね、それを経て初めて、今まで失っていた自信を取り戻すことができます。動かないと決めつけ、あきらめていた身体と心が、変容するきっかけとなり、生活における別のチャレンジにもつながっていきます。

私たちが考えるリハビリテーション・スポーツとは

実施しているリハビリテーション・スポーツ(以下 リハ・スポーツ)は、全人的な「復権」(“患者”から“生活者”へ主体の回復)というリハビリテーション(以下 リハビリ)が持つ側面を重視し、人間関係を基調に双方向に学び合う場になると考えており、そこから「どちらか一方がしてあげる、してもらう」関係ではなく、スポーツを一緒に楽しむ仲間として存在することで起きる「双方向の気づき」に着目していいます。「人」を大切にする気持ちがないと、リハビリ(全人的な「復権」)の手伝い(サポート)はできません。多様な人々が「共に地域で暮らす」には、互いに配慮(個人の尊厳・尊重)、努力、責任が必要になると考えています。

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リハ・スポーツは医療でのリハビリや訓練と生涯に渡りスポーツ・運動を楽しむ(生涯スポーツ)との間に位置する、患者から生活者への橋渡しのための心のきっかけを作るプログラムです。発症や受傷により一度自信を失った人が、安全・安心してスポーツが行え、体力の維持向上とともに、小さな達成感と楽しさをリハ・スポーツで積み重ね、自信の再構築をすることで、社会参加への心のきっかけを作り主体性や人権の回復が行えると考えています。

水中リハビリテーション

当法人の行っている水中リハビリテーション(以下 水中リハ)は、重度運動障害者(脳卒中後遺症、神経変性疾患者)に対する水中環境でのリラグゼーションを中心とした「1対1で行う、水中リハビリテーションプログラム」です。設立当初より、国立障害者リハビリテーションセンター研究所、運動機能系障害研究部、神経筋機能障害研究室長の河島則天氏に研究協力を仰ぎ、アドバイスのもと実施してきました。

陸上でのリハビリは困難が多い重度運動障害者に、わたしたちは、水中リラクゼーション重要視し、まずは重力下で生活していることにより生じる筋の緊張を取り除く事に力を注いでいます。水中リハを行い始めた初期の私は、プラスのトレーニングをすることばかりを考えていましたが、河島氏の助言により、筋緊張を取り除いて初めて、その後に行うリハビリが有効になることに気がつきました。

我々はほぼ全員、普段でも自分の体に力が入っていることに気が付いていません。「力を抜いてください」と言われて力が抜けるものではありません。なぜなら、そもそも自分の身体に力が入っていることに気が付いていないからである。重力下の陸上で力を抜くことはとても困難なことです。

イベント・セミナー・講演 情報

2019年03月28日     水中リハビリ体験会(3/20)③

カテゴリー;イベント情報

2019年03月28日     水中リハビリ体験会(3/20)②

カテゴリー;イベント情報

2019年03月25日     水中リハビリ体験会(3/20)①

カテゴリー;イベント情報

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