【学会発表報告】
せたがや福祉区民学会第17回大会にて発表

「せたがや福祉区民学会 第17回大会」
https://setagaya-jinzai.jp/society/news/article-20250821182048
2025年11月8日に東京都市大学にて開催された、「第17回せたがや福祉区民学会」にて、以下の発表を行いました。
発表演題:誰もが参加できるスポーツを用いた地域コミュニティ活性化-多世代・多様な人々を繋ぐ10年の軌跡-
【発表者】
木畑実麻(当法人理事)、手塚由美(当法人代表理事)

世田谷区内で展開する、レジリエンススポーツ教室の取り組みについて実践発表を行いました。
2016年に障害のある方、生活機能に課題のある方を対象に「リハビリ・スポーツ教室」としてスタートしたボッチャや卓球、水中活動の教室は、教室終了後も自主活動の継続、そして少しずつ活動拠点も増えてきました。

コロナ禍でも感染予防や体調管理を各自気をつけて、活動を継続できたことにより、その後の拠点の拡充や各地域コミュニティの抱える課題に応じた、活動の提供へとつながりました。
今では、年齢や障害を問わず誰でも参加できるスポーツを用いたこの活動が、地域課題の解決やコミュニティ活性化につながり、さらに多世代交流や共生社会の考え方にもつながるヒントがあることも見えてきました。

学会の最後の遅い時間帯の発表枠にも関わらず、多くの方々にお越しいただきました。
私たちが約10年間、せたがやで活動する中で見えてきた気づきや発見、運動指導者だからこそできる「スポーツの魅力」を用いた地域活動の取り組みが、多くの人の賛同・協力のもと、広がっていることを大変嬉しく思います。

地域や施設での導入や研修のご相談も随時お受けしています。
活動の体験や見学、サポーターとしての参加に興味がある方も合わせて、まずはお気軽にお問い合わせください。
【輝水会 水中活動サポーター募集】
輝水会では水中活動の取り組みに一緒にプールに入り水中リラクゼーションやエクササイズの介助をするサポーターを募集しています
陸上にはない水の特性を学び、実際に体感しながら、水中で人を支える技法を学びます。サポートする側の安定感のある身体の使い方や効果的な声かけも習得できます。