【学会発表報告】
「第16回せたがや福祉区民学会」にて
2024年11月8日に日本女子体育大学にて開催された、「第16回せたがや福祉区民学会」にて、以下の発表を行いました。
発表演題:児童館の子どもも一緒にボッチャ交流体験会
-スポーツを通した多世代交流の居場所づくりに向けて-
【発表者】
木畑実麻,手塚由美(輝水会)
稲森 健太(世田谷区社会福祉協議会 世田谷地域社協事務所 池尻地区事務局)
今回発表した取り組みは、世田谷区内の池尻地区における活動です。
社会福祉協議会がまちづくりセンター・あんしんすこやかセンターそして、近隣の児童館とも連携をはかった「四者連携」を推進する上で、多世代交流を実現するための場づくりの一つとして、輝水会はボッチャを活用したプログラム提供を行なっています。
私たちが2016年から世田谷区で展開している「レジリエンススポーツ教室(旧リハ・スポーツ教室)」の取り組みは、障害のある人も体力低下が心配な高齢者でも、誰でも安心して参加でき、主体的に楽しめる活動を目指しています。教室終了後も、多くの人が継続してボッチャや卓球、そして水中活動に参加希望をもち、自主活動グループ拠点も増えてきました。
地域住民の高齢化や外出機会・活動機会の減少による体力低下。少子化や核家族化による、多世代交流の減少など、この地域に限らず、どの地域でも抱えている共通課題です。
今回の発表では、「どの地域でも取り入れやすいモデルケースになる」「活動を展開していくにあたり、より多くの指導者やサポーターの養成が必要となる」といったご助言もいただきました。
世田谷区内での活動拠点をこれからも増やしていけるように、活動を進めていきます。
活動の体験や見学、サポーターとしての参加に興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
【輝水会 水中活動サポーター募集】
輝水会では水中活動の取り組みに一緒にプールに入り水中リラクゼーションやエクササイズの介助をするサポーターを募集しています
陸上にはない水の特性を学び、実際に体感しながら、水中で人を支える技法を学びます。サポートする側の安定感のある身体の使い方や効果的な声かけも習得できます。