コンテンツの編集
TOP
法人概要

【開催報告】リハ・スポーツ&水中リハ@出雲②

【開催報告】リハ・スポーツ&水中リハ@出雲②

10/30、前日のプール体験に引き続き、ボッチャ体験会を実施しました!
こちらも昨年に引き続き2回目の開催となり、大勢で白熱したボッチャ大会となりました。
まずは、会場いっぱいに広がり椅子を並べ、得点を書いた大きなシートを囲んで、赤・青チームに分かれて投げる練習をしました。
初めは遠慮がちに投げていた人も、回数を重ねるうちに、身を乗り出し、真剣な表情で的を狙って投げていきます。
パラリンピック競技にもなっているボッチャは、障害のある人も高齢者も子どもも皆一緒に楽しめるスポーツです。
今回は、初めてボッチャをやる人や高次脳機能障害のある方でもすぐに楽しめるように、冒頭のようなウォーミングアップを行った後に、6人1チームになり、両サイドに分かれて向かい合う形で対戦をする工夫を入れています。
輝水会は、障害のある方と一緒にスポーツを楽しむ取り組みをおこなっていますが、そこには、運動指導者ならではの発想があります。リハ・スポーツの良いところは、障害のある方もスタッフも一緒に楽しめるところです。
普段、障害があり、装具や杖、車椅子を利用している方の様子を見ながら、どうやったら安全にできるかな?と考えます。
また、ボールを投げる、拾う動作を通して身体のリハビリにつながるだけでなく、ボールの準備や片付けも一緒にやることで、障害のある方のできることも増えていきます。
また、スタッフの方々には、必要以上にお手伝いをしていないか(それによって、当事者のできることを奪っていないか?)を身をもって体験してもらいます。
医療・福祉支援者や介助を行う家族と当事者が、支援する・されるの一方向の関係ではなく、どんなサポートが必要か、自分でできること・やりたいことは何かを双方向に考え、対話すること、これは共生社会の考え方にも繋がることであると私達は考えています。
ボッチャをやって楽しかった!の当事者の感想の中には、きっと「できた!」の達成感があってこそなのではないでしょうか。
上部へスクロール